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メイ英首相は17日、欧州連合(EU)加盟各国の駐英大使らを招き、ロンドン市内でEU離脱に関する演説を行った。

メイ首相は「EUに半分残り、半分出る」ような合意はしないと述べ、移民流入制限を優先し、EU単一市場から脱退する「ハード・ブレグジット(強硬な離脱)」を表明した。

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メイ氏は3月末までにEUに正式な離脱通告を行う意向で、これにより原則2年間の離脱条件の交渉がスタートする。しかし、これまで離脱に向けた方針をほとんど明らかにしておらず、経済界やEU側など内外で不満が高まっていた。

メイ氏は演説で、交渉での12の優先課題を列挙。15日付の日曜紙サンデー・タイムズも英国が移民の制御を回復するため「単一市場と関税同盟から脱退する意思があることを明確にする」と報じていた。こうした報道を受け、強硬な離脱が英経済に悪影響を及ぼすとの見方から、16日の為替市場では英通貨ポンドが急落した。

EU側は、英国が単一市場にアクセスするためには移民制限はできず、交渉で「いいとこ取りは許さない」との原則を繰り返し表明している。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170117-00000153-jij-eurp


17:21|この記事のURL海外・ワールドニュース | 軍事・外交・領土問題・テロ・戦争

2017年01月18日




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