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ドライバーの人手不足に対応するため、サービスの見直しを進めている宅配最大手のヤマト運輸は、大口の取引先であるネット通販大手のアマゾンに対し、注文があったその日のうちに配達する荷物の引き受け量の縮小を要請していることがわかりました。

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ヤマト運輸は、ネット通販の荷物の増加で昨年度1年間に配達した宅配便の数が18億個を超えて過去最高を更新し、ドライバーの長時間労働や人手不足が深刻化しています。このため、大口の取引先であるネット通販大手のアマゾンに対し、料金の値上げと合わせて、注文があったその日のうちに配達するサービスの引き受け量の縮小を要請していることがわかりました。

アマゾンの当日配達のサービスは、有料会員の利用者などが注文すると数時間以内に商品の発送が始まりますが、宅配会社にとっては、夕方から夜間にかけての荷物の仕分け作業や配達業務が増えて、長時間労働の要因の一つとなっています。

関係者によりますと、ヤマト運輸は、すでに一部の地域で引き受け量を縮小していて、今後、引き受け量をさらに減らす方向でアマゾン側と協議する方針だということで、アマゾンの日本市場での戦略に影響が及ぶ可能性もあります。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170407/k10010940291000.html


12:52|この記事のURL社会・経済・ビジネス | 交通・輸送・流通・再開発

2017年04月08日




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