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詐欺・金融犯罪・ネット犯罪
消費者庁は6日、マイナンバー制度をかたる不審な電話を受けた南関東の70代女性が、現金を支払わされる被害に遭ったと発表した。5日に番号通知が始まった同制度に便乗した詐欺とみられ、実害が確認されたのは初めて。同庁は、女性が渡した金額などは明らかにしていない。
消費者庁によると、女性は公的な相談窓口を名乗る人物から、電話で偽のマイナンバーを伝えられた。
その後、別の男性から「マイナンバーを貸してほしい」と連絡があり、教えた。
その翌日、「マイナンバーを教えたことは犯罪に当たる」と現金支払いを要求され、女性は郵送と手渡しで支払ったという。
http://www.47news.jp/CN/201510/CN2015100601001774.html
消費者庁によると、女性は公的な相談窓口を名乗る人物から、電話で偽のマイナンバーを伝えられた。
その後、別の男性から「マイナンバーを貸してほしい」と連絡があり、教えた。
その翌日、「マイナンバーを教えたことは犯罪に当たる」と現金支払いを要求され、女性は郵送と手渡しで支払ったという。
http://www.47news.jp/CN/201510/CN2015100601001774.html
2015年10月06日
77歳の女性にウソの電話をかけ、現金500万円をだまし取ったとして、80歳の男が逮捕された。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、静岡県沼津市の古屋篤義容疑者。古屋容疑者は今月中旬、数人と共謀し、長崎市の女性に「西日本国民センター」という架空の団体名を名乗るウソの電話をかけ、女性が宅配便で送った現金500万円入りの箱を受け取り、だまし取った疑いが持たれている。警察が、別の詐欺事件の捜査で現金の送り先となっていた千葉県市川市の住宅を張り込んでいたところ、26日、古屋容疑者が現れ、「宅配便を受け取ったのは間違いない」と容疑を認めたという。
警察は、古屋容疑者は詐欺グループの受け子役で、他に指示役などがいるとみて捜査している。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20150927-00000042-nnn-soci
詐欺の疑いで逮捕されたのは、静岡県沼津市の古屋篤義容疑者。古屋容疑者は今月中旬、数人と共謀し、長崎市の女性に「西日本国民センター」という架空の団体名を名乗るウソの電話をかけ、女性が宅配便で送った現金500万円入りの箱を受け取り、だまし取った疑いが持たれている。警察が、別の詐欺事件の捜査で現金の送り先となっていた千葉県市川市の住宅を張り込んでいたところ、26日、古屋容疑者が現れ、「宅配便を受け取ったのは間違いない」と容疑を認めたという。
警察は、古屋容疑者は詐欺グループの受け子役で、他に指示役などがいるとみて捜査している。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20150927-00000042-nnn-soci
2015年09月27日
東京都港区の無職女性(77)から現金をだまし取ろうとしたとして警視庁高輪署は8日、さいたま市大宮区寿能町2、無職、花坂誠容疑者(28)を詐欺未遂容疑で逮捕したと発表した。女性は5日連続でオレオレ詐欺の被害に遭った後、だまされたと気づいて警視庁に相談。6日目に自宅近くに現金を受け取りに来た花坂容疑者を捜査員が逮捕した。
同署によると、6月下旬以降、女性宅に息子を装った男から「財布と1800万円の小切手が入った
バッグを駅のトイレに忘れた」とうその電話が複数回にわたってあった。
今月に入ると、5日連続でそれぞれ別の男たちが「息子の同僚」を名乗り、女性宅近くに現金を受け取りに現れ、
女性は計約1420万円を手渡したという。5日、息子本人から電話があり、被害が発覚した。
6日午前、再び男の声で「今日も足りない。200万円で大丈夫」と電話があったため、捜査員が現金の受け渡し場所近くに張り込み、現れた花坂容疑者を逮捕した。「一切認めない」と容疑を否認しているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150708-00000110-mai-soci
同署によると、6月下旬以降、女性宅に息子を装った男から「財布と1800万円の小切手が入った
バッグを駅のトイレに忘れた」とうその電話が複数回にわたってあった。
今月に入ると、5日連続でそれぞれ別の男たちが「息子の同僚」を名乗り、女性宅近くに現金を受け取りに現れ、
女性は計約1420万円を手渡したという。5日、息子本人から電話があり、被害が発覚した。
6日午前、再び男の声で「今日も足りない。200万円で大丈夫」と電話があったため、捜査員が現金の受け渡し場所近くに張り込み、現れた花坂容疑者を逮捕した。「一切認めない」と容疑を否認しているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150708-00000110-mai-soci
2015年07月09日
大分県警は2日、特殊詐欺事件の捜査で、捜査に協力していた女性(80歳代)の横に警察官がいたにもかかわらず、現金自動預け払い機(ATM)から約100万円を犯人グループの口座に振り込むミスがあったと発表した。
県警は過失を認め、国家賠償法に基づき、女性に全額を賠償した。
発表によると、1月27日、同県国東市の女性宅に市職員を名乗る男から医療費の還付金に関する電話があり、女性は約100万円を振り込んだ後に国東署に相談。翌28日には銀行員をかたる男から電話があったため、同署は「だまされたふり」をして、口座番号を特定し、凍結する手続きを進めることにした。
男から指示を受けた女性に男性巡査(28)が同行。巡査は、口座の凍結に必要な名義人を特定するため、男と女性の携帯電話の会話に集中するあまり、ATM画面をよく見ていなかった。その間に、女性が指定された口座に99万9313円を振り込んでしまったという。県警は女性に謝罪し、振込手数料を含む99万9691円を支払った。
県警捜査2課の衛藤達也次席は「大変申し訳ない。指導を徹底し、被害防止と犯人検挙に全力を尽くす」とコメントした。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150702-OYT1T50080.html
県警は過失を認め、国家賠償法に基づき、女性に全額を賠償した。
発表によると、1月27日、同県国東市の女性宅に市職員を名乗る男から医療費の還付金に関する電話があり、女性は約100万円を振り込んだ後に国東署に相談。翌28日には銀行員をかたる男から電話があったため、同署は「だまされたふり」をして、口座番号を特定し、凍結する手続きを進めることにした。
男から指示を受けた女性に男性巡査(28)が同行。巡査は、口座の凍結に必要な名義人を特定するため、男と女性の携帯電話の会話に集中するあまり、ATM画面をよく見ていなかった。その間に、女性が指定された口座に99万9313円を振り込んでしまったという。県警は女性に謝罪し、振込手数料を含む99万9691円を支払った。
県警捜査2課の衛藤達也次席は「大変申し訳ない。指導を徹底し、被害防止と犯人検挙に全力を尽くす」とコメントした。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150702-OYT1T50080.html
2015年07月04日
インターネットで販売されている「新鮮な母乳」をうたった商品を毎日新聞が入手した。複数の検査機関で分析したところ、少量の母乳に粉ミルクと水を加えた可能性が高い偽物と判明した。栄養分は通常の母乳の半分程度で、細菌量は最大1000倍。病原菌などが混入した食品販売を禁止する食品衛生法に抵触する恐れがあり、医療関係者は「乳児に飲ませるのは危険」と警鐘を鳴らしている。毎日新聞はネット上で他にも母乳販売をうたうサイトを確認している。
入手したのは、今年長男を出産した東京都在住の30代女性が、母乳販売をうたう業者のサイトで2月に買った50ミリリットル冷凍パック4個のうちの2個。1パック5000円だった。国内唯一の「母乳バンク」がある昭和大江東豊洲病院(東京都江東区)と、一般財団法人「日本食品分析センター」(渋谷区)に検査と分析を依頼した。
その結果、母乳にはないたんぱく質「βラクトグロブリン」が検出された。乳アレルギーの子供が飲めば強い反応が出るレベルで含まれていた。脂肪や乳糖(炭水化物)は一般的な母乳の半分程度。同病院の水野克己小児内科教授は「脂肪分が少ない状態の母乳を、水で希釈した粉ミルクに混ぜた可能性が高い」と指摘した。
検出された細菌はレンサ球菌など3種類。母乳バンクで安全としている一般的な母乳の100~1000倍で、免疫力の低い小児らが摂取すれば、敗血症などを引き起こす恐れがある。山崎伸二大阪府立大教授(細菌学)は「極めて不衛生な環境で製造、保管されていたことが疑われる。病原性の弱い菌なので健康な人が摂取すれば大きな問題はないだろうが、腸管の発達が不十分な乳児は思わぬ健康被害が生じる恐れがある。絶対に飲ませるべきではない」と話した。
販売業者は用途を「母乳風呂」用などとする。1日10件程度の購入の問い合わせがあり、会員は約300人としたうえで、「品質や安全性を保証できず、飲用を控えるようアピールしているが飲むかどうかは自由」と説明。しかし、女性が受け取った同封の手紙は飲用を推奨する内容だった。
厚生労働省監視安全課によると、国内で母乳の販売は規制されていない。
http://mainichi.jp/shimen/news/20150703ddm001040168000c.html
入手したのは、今年長男を出産した東京都在住の30代女性が、母乳販売をうたう業者のサイトで2月に買った50ミリリットル冷凍パック4個のうちの2個。1パック5000円だった。国内唯一の「母乳バンク」がある昭和大江東豊洲病院(東京都江東区)と、一般財団法人「日本食品分析センター」(渋谷区)に検査と分析を依頼した。
その結果、母乳にはないたんぱく質「βラクトグロブリン」が検出された。乳アレルギーの子供が飲めば強い反応が出るレベルで含まれていた。脂肪や乳糖(炭水化物)は一般的な母乳の半分程度。同病院の水野克己小児内科教授は「脂肪分が少ない状態の母乳を、水で希釈した粉ミルクに混ぜた可能性が高い」と指摘した。
検出された細菌はレンサ球菌など3種類。母乳バンクで安全としている一般的な母乳の100~1000倍で、免疫力の低い小児らが摂取すれば、敗血症などを引き起こす恐れがある。山崎伸二大阪府立大教授(細菌学)は「極めて不衛生な環境で製造、保管されていたことが疑われる。病原性の弱い菌なので健康な人が摂取すれば大きな問題はないだろうが、腸管の発達が不十分な乳児は思わぬ健康被害が生じる恐れがある。絶対に飲ませるべきではない」と話した。
販売業者は用途を「母乳風呂」用などとする。1日10件程度の購入の問い合わせがあり、会員は約300人としたうえで、「品質や安全性を保証できず、飲用を控えるようアピールしているが飲むかどうかは自由」と説明。しかし、女性が受け取った同封の手紙は飲用を推奨する内容だった。
厚生労働省監視安全課によると、国内で母乳の販売は規制されていない。
http://mainichi.jp/shimen/news/20150703ddm001040168000c.html