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トヨタ
トヨタ自動車が、主力高級車「クラウン」について、従来のセダンタイプの生産、販売の終了を検討していることが、11日分かった。1955年に初代が発売され、現行は15代目。トヨタだけでなく日本の高級セダンの代名詞だが、近年は以前ほど販売が振るわず、てこ入れが必要と判断したとみられる。セダンとして約70年の歴史に幕を下ろす公算が大きい。
セダンタイプは、スポーツタイプ多目的車(SUV)やミニバンの人気拡大に伴って販売が低迷。特に若年層を中心に「セダン離れ」が進んでおり、クラウンもそのあおりを受けた格好。日本の自動車市場の変化を象徴する出来事となりそうだ。
2020年11月17日
トヨタ自動車はかつて人気を集めたスポーツカー「スープラ」を17年ぶりに復活させ、17日から国内での販売を始めました。
新型は2人乗りで、トヨタは車の企画やデザインなどを担当し、提携関係にあるドイツのBMWからエンジンの提供を受けました。
歩行者などを検知して衝突を避けるよう支援する機能を搭載した一方、加速や操縦性などに徹底してこだわったということで、価格は490万円からとなっています。
自動車メーカー各社は、電動化や自動運転技術などの最先端技術への投資を増やしていますが、トヨタとしては高性能で運転を楽しめるスポーツカーを復活させることで、ブランドイメージの向上につなげたい考えです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190517/k10011919431000.html
スープラは、1978年に誕生し、力強い加速や流れるようなデザインで、トヨタを代表するスポーツカーとして人気を集めましたが、2002年に生産を休止して以来、17年ぶりに復活となります。
新型は2人乗りで、トヨタは車の企画やデザインなどを担当し、提携関係にあるドイツのBMWからエンジンの提供を受けました。
歩行者などを検知して衝突を避けるよう支援する機能を搭載した一方、加速や操縦性などに徹底してこだわったということで、価格は490万円からとなっています。
自動車メーカー各社は、電動化や自動運転技術などの最先端技術への投資を増やしていますが、トヨタとしては高性能で運転を楽しめるスポーツカーを復活させることで、ブランドイメージの向上につなげたい考えです。
開発を担当した多田哲哉チーフエンジニアは「スポーツカーにとっては難しい時代ではあるが、車に乗ることを楽しんでほしいというメッセージを、世界中のファンに届けるための車だ」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190517/k10011919431000.html
2019年05月18日
世界5大自動車ショーの一つに数えられるジュネーブ国際自動車ショーが6日、スイスで開幕した。トヨタ自動車はスポーツカーの名車「スープラ」の復活版となるレーシング用の試作車を世界初公開した。世界耐久選手権などのレース向けという。
トヨタは、独BMWと共同開発した市販車を「スープラ」の車名で2019年前半に日本を含む各国で売り出す。今回披露した試作車は、来年出す市販車をベースにトヨタが開発した。
看板スポーツカーとして人気を集めた「スープラ」は02年に生産を終了した。復活すれば、日本では3代目となる。
トヨタはショーの開幕に先駆けて、欧州でのディーゼル乗用車の販売を終了することも発表した。欧州市場では、厳しい環境規制などを背景にディーゼル離れが進んでおり、得意のハイブリッド車に注力する。
独フォルクスワーゲンや英ジャガー・ランドローバーなどの欧州各社は新型の電気自動車(EV)の出展に力を入れており、軸足をディーゼルからEVに移している。
朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASL364DV4L36ULFA00Q.html
トヨタは、独BMWと共同開発した市販車を「スープラ」の車名で2019年前半に日本を含む各国で売り出す。今回披露した試作車は、来年出す市販車をベースにトヨタが開発した。
看板スポーツカーとして人気を集めた「スープラ」は02年に生産を終了した。復活すれば、日本では3代目となる。
トヨタはショーの開幕に先駆けて、欧州でのディーゼル乗用車の販売を終了することも発表した。欧州市場では、厳しい環境規制などを背景にディーゼル離れが進んでおり、得意のハイブリッド車に注力する。
独フォルクスワーゲンや英ジャガー・ランドローバーなどの欧州各社は新型の電気自動車(EV)の出展に力を入れており、軸足をディーゼルからEVに移している。
朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASL364DV4L36ULFA00Q.html
2018年03月06日
トヨタ自動車は11月30日、米国で開催のロサンゼルス自動車ショー向けにスポーツ用多目的車(SUV)のコンセプトカー「FT-AC」を公開した。アウトドア志向が強いドライバーに訴える装備が特徴だ。
車名のFT-ACはFuture Toyota Adventure Conceptの頭文字から取っている。このコンセプトカーは、ベストセラー車「RAV4」を持つトヨタの方向性を示している。トヨタは9月、アウトドア仕様のRAV4「アドベンチャー」を発表した。
RAV4のアドベンチャー仕様はぬかるみでの走行でもさほど違和感は感じないようにみえる。FT-ACはさらにオフロードでの運転もより信頼が置けそうだ。フロントの牽引(けんいん)フック、フォグランプのほか、幅の広いタイヤ、岩などの障害物から車体を守るクロームスキッドプレートが目を引く。
サンディエゴの市場調査会社ストラテジック・ビジョンのアレクサンダー・エドワーズ社長は、シンプルさと信頼性を追求して数十年にわたる発展を経たトヨタは、人気のある車種でパフォーマンスがより高く革新性を求める消費者の要求に応えようとしていると指摘する。
さらに「思い切りが良く、より先進的なスタイルで装備が充実した製品を提供すれば、このブランドを次のレベルに引き上げることにつながり得る。これが正しい行動であることは明らかだ」と語った。(ブルームバーグ John Lippert)
http://www.sankeibiz.jp/business/news/171202/bsa1712020500004-n1.htm
車名のFT-ACはFuture Toyota Adventure Conceptの頭文字から取っている。このコンセプトカーは、ベストセラー車「RAV4」を持つトヨタの方向性を示している。トヨタは9月、アウトドア仕様のRAV4「アドベンチャー」を発表した。
RAV4のアドベンチャー仕様はぬかるみでの走行でもさほど違和感は感じないようにみえる。FT-ACはさらにオフロードでの運転もより信頼が置けそうだ。フロントの牽引(けんいん)フック、フォグランプのほか、幅の広いタイヤ、岩などの障害物から車体を守るクロームスキッドプレートが目を引く。
サンディエゴの市場調査会社ストラテジック・ビジョンのアレクサンダー・エドワーズ社長は、シンプルさと信頼性を追求して数十年にわたる発展を経たトヨタは、人気のある車種でパフォーマンスがより高く革新性を求める消費者の要求に応えようとしていると指摘する。
さらに「思い切りが良く、より先進的なスタイルで装備が充実した製品を提供すれば、このブランドを次のレベルに引き上げることにつながり得る。これが正しい行動であることは明らかだ」と語った。(ブルームバーグ John Lippert)
http://www.sankeibiz.jp/business/news/171202/bsa1712020500004-n1.htm
2017年12月03日
トヨタ、新型「センチュリー」はV8 5.0リッター+THS IIのハイブリッド仕様に。
トヨタ自動車は10月5日、「第45回東京モーターショー2017」(会期:2017年10月27日~11月5日)に新型「センチュリー」を公開すると発表した。新型センチュリーは2018年年央に発売を予定する。
3代目となる新型センチュリーは、高い環境性能や搭乗者の快適性を追求したパッケージの実現、センチュリーのヘリテージを継承しつつ新しい魅力を付与した内外装デザイン、ショーファーカーとしてふさわしい先進装備・快適装備の採用などに重点を置いて開発が進められた。
トピックとなるのは新型センチュリーがハイブリッド仕様になったこと。具体的には直噴技術「D-4S」を採用したV型8気筒5.0リッター「2UR-FSE」エンジンを搭載し、ハイブリッドシステム「THS II」を組み合わせることでクラストップレベルの低燃費を追求。トランスミッションには2段変速式リダクション機構を搭載し、静かで滑らかな走行を実現するという。
インテリアでは、高さを揃えた杢柄オーナメントを前席シートバッグやドアトリムショルダーに配すことで横方向の広がりを強調。シート表皮には、伸縮性に優れ柔らかい触感を持つ100%ウールの本物素材を採用したファブリック仕様と、柔らかな触感の最高級表皮を採用した本革仕様を設定した。前席では後席同様に杢柄を横基調に施すことで広がりを強調するとともに、インストルメントパネル中央部に黒杢加飾をあしらうことで、端正かつ品位ある質感を表現。
3代目となる新型センチュリーは、高い環境性能や搭乗者の快適性を追求したパッケージの実現、センチュリーのヘリテージを継承しつつ新しい魅力を付与した内外装デザイン、ショーファーカーとしてふさわしい先進装備・快適装備の採用などに重点を置いて開発が進められた。
トピックとなるのは新型センチュリーがハイブリッド仕様になったこと。具体的には直噴技術「D-4S」を採用したV型8気筒5.0リッター「2UR-FSE」エンジンを搭載し、ハイブリッドシステム「THS II」を組み合わせることでクラストップレベルの低燃費を追求。トランスミッションには2段変速式リダクション機構を搭載し、静かで滑らかな走行を実現するという。
インテリアでは、高さを揃えた杢柄オーナメントを前席シートバッグやドアトリムショルダーに配すことで横方向の広がりを強調。シート表皮には、伸縮性に優れ柔らかい触感を持つ100%ウールの本物素材を採用したファブリック仕様と、柔らかな触感の最高級表皮を採用した本革仕様を設定した。前席では後席同様に杢柄を横基調に施すことで広がりを強調するとともに、インストルメントパネル中央部に黒杢加飾をあしらうことで、端正かつ品位ある質感を表現。